Trans Tasman Travel Bubbleでニュージーランドに行ってきました ~出発編~

旅行

コロナで長い間閉ざされていたオーストラリアの国境が、ついに隔離なしで開く事になったTrans Tasman Travel Bubble.出発前の色々な手続きを済ませ、ついにニュージーランドへ行ける事になりました!

準備編の記事はこちら

久しぶりに海外へ行ける喜び20%、何かよからぬ事が起きてシドニーに戻れないのでは?という不安80%を抱え、出発当日を迎えました。

不測の事態に備え、2時間半程度前に空港に到着。当たり前ですが、国際空港のDepartureにはほとんど人がいません。。。

Trans Tasman Travel Bubble

いつもなら、4枚のパネルにずらりと並ぶフライトスケジュールですが、一日の全便が2枚のパネルに収まり残りの2枚はブランク。。。

午前中にカンタスの便がいくつかあるようで、カンタスのカウンターには結構人がいました。シドニー空港のカンタスは、すべてセルフ方式になっており、エコノミー利用者は基本的に機械でセルフチェックイン、荷物もセルフで行います。

入国審査も自動ゲートの為、必要書類等を確認する所が無い為か、セルフチェックインの際に1人づつ係員が来て、必要な書類を申請済かどうかを確認されました。

そして、早速一つ目の問題が。。。

最初に予約した便がキャンセルとなり、自動で振り替えられた便では予定が合わない為、さらにそこからカンタスに直接電話をして便を変更してもらいました。

詳しくはこちらの準備編の記事をごらんください。

確認のEmailが届きます。と電話で言われたものの結局届かず。。。アプリの詳細欄はきちんと変更されていたので、ま、大丈夫か。と思いそのまま空港に来ましたが、セルフチェックインの機械でエラーが発生し、カウンターへ行って手続きをするよう指示されました。

私:セルフチェックインの機械でエラーが出て、こちらに来るよう言われたんですが。。

カウンターのお姉さん:あなたのフライト、今日の昼の便になってるけど。

私:これ見てください。(携帯見せる)朝9時5分て書いてる。

カウンターのお姉さん:。。。。ちょっとそこに座って待ってて。(どこかに電話)

10分経過。。。。

カウンターのお姉さん:あなたのフライト、きちんと最後まで処理されてなかったわ。
今、9時5分出発の便に変更が完了したから、これでOKよ!
電話センターの人が適当な処理するせいで、結局私たちが面倒な手続きしないといけないから本当に困るわ。。。😠

結果オーライで無事に9時5分の便で出発できる事になりましたが、私の隣でずっと一緒に待たされていた人は、最後See you tomorrow!と言われていました。隣の人にいったい何があったの??真相はわからぬまま。。。

想像はつきますが、コロナ禍の航空会社はとにかくゴタゴタです。いつ何が起きてもおかしくないので、できるだけ早く空港に行き、出発できない可能性もやむを得ない心持で出発することをおススメします。

時間が許す方は、出発前に念には念を入れて、変更事項等を確認しておくこともおすすめです。(出発直前の精神疲労を回避できるかもしれません)

出国審査も無事通過し、中に入ると、以外にもDuty Freeのお店はやっていましたが、それ以外のほとんどのお店が閉まっていました。
出発まではまだ時間があり、何か飲み物でも買ってのんびりするか。。。と思っていたのですが、カフェ的なものが1件しか空いておらず、そのカフェには長蛇の列が。。。
sydney Airport
ガラガラの空港。ほとんどが閉まっているショップ。1件のカフェに列をなす人々。
こんなにもアンバランスな空港を見ることはもう一生ないのではないかと思う貴重な経験でした。
朝一番のフライトという事もあり、15分程度の遅れだけで無事に出発。
シドニーからオークランドの金曜日の朝一の便は満席でした。不安定な状況なので乗ってる人は少ないのかと思っていましたが、想像以上に多くてびっくりしました。
約1年の間、オーストラリアニュージーランド間の移動は隔離が必要だった為、ニュースでは、Trans Tasman Travel Bubbleで、久々に家族との再会を果たした人の姿が報道されており、Trans Tasman Travel Bubbleが開始して、一番最初の週末という事もあり移動した方も多かったのかもしれません。
私の隣に座ったマオリっぽいお姉さんは、超爆睡しており何度も私の肩にもたれかかっちゃうくらいの熟睡っぷり。オークランド到着間際に起きて、”ごめんね。私昨日の夜ブリスベンから車を運転してきて、そのまま飛行機に乗ったから死ぬほど眠くって。。。”と言っていました。
感染者が0の日が続いていましたが、少しでも感染者が出れば州のボーダーがクローズしてしまう可能性もあるので、乗り継ぎはやめて、陸路でシドニーまで来てNZに飛ぶことを選んだようです。
1年前まで当たり前だった、ちょっと海外へ。という事がこんなにもリスキーな時代が来るなんて、本当に想像もしていませんでした。

ニュージーランド入国審査

無事にオークランド空港に到着し、飛行機を降りました。
今までと全く変わらず、自動ゲートで入国手続き完了。
毎回大混雑の税関の場所は、人が少ないので行列なし。
毎回結構質問を受けますが、特に質問もなく、荷物をX線に通して、荷物をうけとったら、あれ?!もう外に出てる?
つい先週まで、同じ行程をたどっても、外に出たら$3000位払って2週間のホテル隔離が必要だったのに、何の質問を受けることもなく、なんならいつもより人が少なくて税関をあっという間に抜けられるという嬉しい感じのまま、気が付いたらニュージーランドに入国していました。
出発までは、あれこれ書類の準備に追われますが、出発後は今までとたいして変わりはありません。あまり緊張しすぎなくても大丈夫です(笑)
ニュージーランドでいつもお世話になっている方に、空港まで迎えに来ていただき,
無事に出店準備も終えて、ニュージーランドで行きつけのお店で晩御飯をいただきました。
Tony's Load Nelson

Tony’s Load Nelson

ニュージーランドで美味しいラムを堪能したい方は是非行ってみてください!

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